「重曹とクエン酸の違いって何?」「どんな汚れに使えるの?」「一緒に使うと効果的なの?」重曹とクエン酸は、環境に優しく安全に使えるナチュラルクリーニングの代表的な掃除アイテム です。それぞれ異なる性質を持つため、汚れの種類に応じて使い分けることが大切 です。
さらに、 重曹とクエン酸を組み合わせることで発泡し、頑固な汚れを浮かせて落とすこともできます。この記事では、重曹とクエン酸の違い、使い分け方、効果的な掃除方法を詳しく解説します。
重曹とクエン酸の違い
重曹(炭酸水素ナトリウム)は 弱アルカリ性の性質を持ち、油汚れや皮脂汚れ、中和作用による消臭に効果的です。
また、粒子が細かいため研磨剤としても活用でき、頑固な汚れをこすり落とすことができます。
重曹が向いている掃除
– キッチンの油汚れ
– 浴室の皮脂汚れ
– カーペットや布製品の消臭
-焦げ付きの掃除
– 排水口のぬめり除去
クエン酸は酸性の性質を持ち、 アルカリ性の汚れ(カルキ・水垢・石鹸カス・尿石)を分解するのに効果的です。
また、除菌・消臭効果もあり、トイレやキッチンの掃除に適しています。
クエン酸が向いている掃除
-蛇口やシンクの水垢除去
– トイレの尿石掃除
-冷蔵庫や排水口の消臭
-電気ケトルや加湿器のカルキ除去
– お風呂の鏡のウロコ落とし
– アルカリ性の汚れ(油・皮脂)には重曹
– 酸性の汚れ(水垢・尿石)にはクエン酸
– 発泡させて頑固な汚れを落とすときは重曹とクエン酸を組み合わせる
重曹とクエン酸を使った掃除方法
キッチンは油汚れと水垢がどちらも発生しやすい場所なので、重曹とクエン酸を使い分けると効果的です。
おすすめの掃除方法
・コンロ周りの油汚れ → 重曹をふりかけ、スポンジでこすって落とす
・シンクの水垢 → クエン酸水(クエン酸小さじ1+水200ml)をスプレーし、5分後に拭き取る
・排水口のぬめり取り→ 排水口に重曹大さじ3をふりかけ、クエン酸小さじ2を加え、発泡した後にお湯で流す
お風呂は皮脂汚れ(水に溶けにくい)と水垢が混ざりやすい ため、重曹とクエン酸を使い分けるのがポイントです。
おすすめの掃除方法
・浴槽の掃除 → 重曹水(重曹大さじ2+水200ml)をスポンジにつけてこすり洗い
・鏡のウロコ汚れ→ クエン酸水をスプレーし、30分後にスポンジでこする
・排水口の掃除→ 重曹をふりかけ、クエン酸を加えて発泡させた後にシャワーで流す
トイレは尿石やアンモニア臭が発生しやすい場所ですが、クエン酸でしっかり落とせます。
おすすめの掃除方法
・便器の尿石 → クエン酸水をスプレーし、30分後にブラシでこする
・床や壁の拭き掃除→ クエン酸水で拭くとニオイ対策に効果的
・排水口の消臭 → 重曹とクエン酸を組み合わせ、発泡させて汚れを落とす
洗濯槽はカビや洗剤の残りカスがたまりやすい場所なので、定期的に掃除することで衛生的に保てます。
洗濯槽の掃除において、「重曹」と「クエン酸」を同時に使うのはNG です。理由として、重曹(アルカリ性)とクエン酸(酸性)が中和してしまい、それぞれの洗浄効果が弱まる からです。
1日目:重曹で汚れを浮かせる
①洗濯機に40〜50℃のお湯をためる
※ 冷たい水よりも温かいお湯の方が汚れが落ちやすい。
②重曹大さじ5を入れ、10分間「洗い」モードで回す
③そのまま一晩放置する
④翌朝、通常の洗濯コース(「すすぎ」「脱水」)を回して排水する
2日目:クエン酸で除菌・消臭&仕上げ
①洗濯機に40℃以上のお湯をためる
②クエン酸大さじ3を入れて「洗い」モードで10分運転する
③そのまま30分放置する(※一晩放置は不要)
④最後に通常の洗濯コース(「すすぎ」「脱水」)を回して仕上げる
月1回の頻度で掃除すると、カビの発生を防げます。
排水口やシンクはぬめりや悪臭の原因になる雑菌が繁殖しやすいため、重曹とクエン酸の発泡効果を活用すると効果的です。
週1回の頻度で行うと、ぬめりや臭いの発生を防ぐことができます。
おすすめの掃除方法(より効果的な方法)
①排水口に重曹大さじ3をふりかける
②ぬるま湯200mlにクエン酸大さじ2を溶かし、ゆっくり注ぐ
③発泡したら30分放置し、熱湯(50~60℃)を流して仕上げる
注意:プラスチック製の排水管は高温のお湯(80℃以上)を流すと変形する恐れがあるため、50〜60℃程度のお湯を使用 しましょう。
1. 塩素系漂白剤と混ぜない → 有毒ガスが発生するため、絶対に一緒に使わない
2. 大理石・アルミには使用不可 → 酸やアルカリに弱く、変色や腐食の原因になる
3. 長時間放置しない → 素材を傷める可能性があるため、30分以内で洗い流す
4. 用途に応じて濃度を調整する → 汚れの種類に合わせて適切な濃度で使用する
まとめ
重曹とクエン酸は、 それぞれ異なる性質を持つため、汚れの種類に応じて使い分けることが大切です。また、組み合わせて発泡させることで、排水口のぬめりや頑固な汚れを浮かせて落とすことができます。環境に優しく、安全に使えるナチュラルクリーニングを活用し、家中をピカピカに保ちましょう!